梅干す

梅干し


      遺されし母のノートや梅を干す


      一つひとつ母の仕ぐさで梅を干す


いまさらながら梅干しの効能について
梅干しは、日本での起源は古く二千年以上も前から中国より伝わり漢方として、
また、縁起物として人々から食され、日本の伝統食材として根付いている。
その理由は、保存がきくということ、そして何より梅干しが持つ効能が大きいと
いうこと。

「医者いらず」といわれる梅干しの栄養と5つの効果

梅干しには、クエン酸を含む有機酸とよばれる成分が豊富に含まれていて、
酸っぱさの原因はこの有機酸によるもので、エネルギー代謝を促し疲労回復に
効果的である。

梅干しにはインスリンの効果を高める働きがある。
インスリンとは膵臓から出る体内ホルモンの一つで血糖値を下げる働きをする。
梅干しを食べることで、インスリンの働きを高め血糖値を下げるため、糖尿病や
高脂血症の予防につながる。

梅干しの中に含まれているカテキン酸は抗菌、殺菌作用があると言われている。
腐敗防止や食中毒の予防に役立つとともに、腸内環境を整える整腸作用もある。

梅干しに含まれているクエン酸は便秘解消にも効果的。クエン酸は体内に入ると
TCAサイクルが活発化し、カラダを酸性からアルカリ性に変える働きがある。
腸に届いたクエン酸はぜんどう運動を誘発し、これにより便秘が改善される。

またクエン酸の効果には疲労回復とともに二日酔いで肝臓を酷使している人にも
効果的に働く。
二日酔い同様に車酔い、船酔いなど乗り物酔いにも効果を発揮する。

ただ言われているように、1日1粒を目安に塩分の取りすぎに注意する。
塩分が非常に多く、食べ過ぎると高血圧や動脈硬化などを招く恐れがある。


わが家の梅干しは、亡き母の手順で作るが他とは少し変わっているみたいである。
正確にいえば梅干しではなく梅漬け、なぜかしら母のレシピは三日三晩、天日に
干し外気にもさらすが 、結局、元の梅酢にシソと一緒に戻してしまう。

こうすると実も柔らかくふっくらして、種からの身ばなれもよくなるらしい。
ちなみに、塩は一般より20%程度少なく、漬ける前に焼酎を梅にも容器にも吹き
付け、殺菌するのが決まりである。


   梅漬ける甲斐あることをするやうに   細見綾子

   干梅の匂へば母の在るごとし       冨所陽一

   いつまでも死者を頼りに梅を干す    相田勝子



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Author:遊歩
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せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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