夕立

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      嬉々として子ら逃げ惑ふ夕立中


俳句は「座の文芸」といわれている。その意味合いはたくさんあるが、一つは
句会の場に作品を持ち寄って切磋琢磨することで、それぞれが進化しあい、
開花することを目指すというもの。

句会に参加すると、参加者同士の互選で多くの人に選ばれる句と、一人にも
選ばれない句がでてきたりして、優劣がついてしまう。

しかし、多くの人に選ばれる句がいい句とは限らない。
読み方の違い、読む人の個性もあり、選の少ない句の方がいい句のことは
多々ある。
句会によっては、先生だけが選ぶという方式もあるがそれも同様。


    さつきから夕立の端にゐるらしき    飯島晴子
 
    夕立が洗つていつた茄子をもぐ    種田山頭火
 
    帰る家あり夕立に濡れながら     窪田久美 


句会は競争の場ではないということ、切磋琢磨の場と言うことを忘れずに
参加すればよい。座の文芸の真骨頂である。


     母さんと家まで駈けり夕立中

     お隣へ大声かけて大ゆだち


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コメントの投稿

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No title

嬉々として子ら逃げ惑ふ夕立中

こんにちは
出先で強烈な夕立に遭い、自転車で帰るには
危険なのでタクシーで帰ってきました。

子供のころでしたら、勢いよく
雨の中を走っていったことでしょう。

No title

凉さん

こんにちは
コメントありがとうございます。

最近は、昔の夕立のような雨ではなくなったような
気がします。
降れば亜熱帯地方のような集中豪雨で・・
地球はどうなってしまうのでしょう?

No title

俳句は出来ませんが、いいものですね。
遠花火、いいですね。先日、地域の3週間後に開かれる小さな夏祭りの会合をしていた時、2階の窓から遠くに、街の中心部でおこなわれていた花火大会の打ち上げ花火が見えました。俳句ができれば、ここで一句、と行きたいところでした。
時々訪問して、楽しませていただこうと勝手ながらリンクさせていただきました。(oldboy浮雲の旅日記)

No title

浮雲さん

コメントいただきありがとうございます。
励みになります。

花火はなぜか人のこころを捉えます。
多分、夜空にあれだけの大輪をハデに咲かせながらも、
一瞬のうちに消えてしまう。その、はかなさが私たちに
合うのだと思います。

 遠花火耳底に残る父のこゑ
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遊歩

Author:遊歩
あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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