水鉄砲/風鈴/麦藁帽/

b風鈴


        兄弟の死にかた違ふ水鉄砲

        風道をさぐり風鈴売りの立ち

        麦藁帽昭和に忘れ来て遠し


季語の数
有季定型の俳句を発句から独立させて定義したのは正岡子規。その「ホトトギス
新歳時記第三版」は、全季題2,626、傍題を含め5,747となっている。
また、「連句・俳句季語辞典 十七季」では、10,000をカバーしているらしい。

最新で最も内容的に豊富だと思える「角川俳句大歳時記」は、見出し季語5,300、
傍題13,200で、合せて収録季語18,500になっている。

ただいま夏真っ盛りである。
地上も水中も空中も地下も、様々な生き物であふれ、人の活動も活発になる夏は、
四季の中でも特に季語が多い。
多くの歳時記で、夏に最も多くのページを割いている。

ある歳時記で、季語の数をあたってみた。一つ一つ数えるのはさすがに大変そう
だったので、その季に割かれたページ数を参考にしたので悪しからず。
結果は、春、24.0% 夏、30.4% 秋、20.2% 冬、25.4% であった。

これを上記の、角川俳句大歳時記に当てはめれば、計算上の推定であるが、夏の
季語は傍題と合わせ、約5,600くらいあるかも知れない。

まだ間に合う、猛暑にめげず夏は俳句を作りまくるための季節だ。


        古里や夕立のあとのあかね空

        銭湯はおとなの熱さ浮いてこい

        大旱妻にも言はぬパスワード

        輪廻して海月になつてしもうたわ

        日焼して島の子みんな同じ顔

        俳人が指折つている蛍の夜

        百句棄て一句を拾ひ涼しかり


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遊歩

Author:遊歩
あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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