墓洗ふ

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      沙汰詫びて小さき墓の草むしる


      親不孝背流すごとく墓洗ふ


私は転勤を繰り返す仕事についてきた。
その間に両親を亡くし、お墓のある地に生活を戻す基盤がなくなってしまった。

お墓はあまりにも遠方、将来を託すわが家の子供たちの生活も、今の地に根付いて
しまっている。
ゆえに、お墓を今の私の生活の場へ移すことを考えている。

しかしご先祖さまは、いまの私たちのこの地には全く縁もゆかりもない。

怒られはしまいか・・

こうやって今年も、墓参りも行かない親不孝なお盆を迎えようとしている。


     生家絶へ墓がふるさと吾亦紅

     凩の故郷の墓に垣はなく


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Author:遊歩
あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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