一葉落つ

桐枯葉


      一葉落つ残す一葉を待つごとく


一葉落つ、この一葉は桐の葉である。
桐の葉が落ちるとき秋の訪れを感じる。唐代の詩に「一葉落ちて天下の
秋を知る」という語句がある。
これらは何の木の葉か知れないが、日本では桐や梧桐の落葉をさすと
定まった。

桐の葉に当たる雨や風の音、桐の落葉の音に秋を感じる和歌の伝統を
受け継いだ季語である。
大きな桐の葉が一枚ずつ散る実感が伝わる。ゆるやかに落ちるさまや、
地に横たわるその質感を生かして詠みたい。

角川俳句大歳時記より


      一葉落つ先の一葉を追ふやうに



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こんばんは

一葉落つ残す一葉を待つごとく

こんばんは
自然の摂理はゆるぎないですね。
季節は進んでいきます。

No title

凉さん

こんばんは
寂しい桐の落ち葉を書いてしまいました。

現代俳句に
桐一葉あまり深くは考えず
桐一葉ゆつくり着地点探す
というのがありました。

季節はあっという間に進んでいきます。
俳句にだけでも、今と自分をしっかりと
残せたらと思います。
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遊歩

Author:遊歩
あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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