猫の秋

猫


      いつからか行方の知れぬ猫の秋

      天高し妻似の猫とすれ違ふ    再掲


猫の句を並べてみると、いかに猫が人間の暮らしに溶け込み、密接な関わりを
持っている動物かがよくわかる。
昔から犬は人につき、猫は家につくと言うが、これは犬、猫を飼ったことのある
人には、よく実感されていることだろうと思う。

家につくと言われる猫、ゆえに猫のいる情景は家という存在を軸にしており、 その
家の営みにうるおいをあたえている。接する場面も多く句材になりやすい・・


     一匹の猫を地べたに秋彼岸    岩尾美義
 
     水をのむ猫の小舌や秋あつし    徳田秋声

     朝顔の葉陰に猫の目玉かな    夏目漱石

     わがひざに小猫がぬくしいなびかり  橋本多佳子

     猫の子のまま事をするすすき哉   一茶

     猫の尾に止まつてみたき赤とんぼ    山田征司

     秋深し谷中の坂の猫だまり    小泉秀夫
 

私は「犬派」であるが、俳句に詠むとなると犬はむずかしい・・

     老犬の目路果てしなく秋の山



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こんにちは

いつからか行方の知れぬ猫の秋

こにちは
台風の影響はありませんでしたか、

物心ついてから猫のいない日はありませんでした。
どの猫も捨て猫、息子たちが拾って来たり
勝手に入りこんで来たり、近くの小学生が
家では飼ってもらえないのでと持ち込んできたりと
いなくなったり、交通事故に遭ったり病死であったりと
絶えることがありませんでした、

10年ほど前、17年ともに住んでいた猫を乳がんで
亡くしていらい、私が先か猫が先きに逝くかを考える
年齢になったので飼うことをやめました。
今は猫の番組をみて楽しんでいます。


No title

凉さん

こんにちは

私も17年間、一緒に過した愛犬を3年前の冬に
亡くしました。
喪失感から立ち直るのに半年間かかりました。
もう、生きものは飼うまいと、この時に決めました。
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遊歩

Author:遊歩
あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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