山頭火忌

山頭火
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      耕畝の忌北を指さない古磁石

      かなかなの中へてくてく山頭火  既掲


今日10月11日は、種田山頭火の忌日である。
自由律俳句を代表する俳人といえば、種田山頭火の名前がまず挙げられる。
定型や季語にとらわれない自由な俳句は、最初は戸惑うこともあるかもしれないが、
読み慣れると癖になるような魅力を持っている。
昭和15年、1940年に58才で亡くなっている。

  歩きつづける彼岸花咲きつづける

  秋晴れの道が分かれるポストが赤い

  いつも一人で赤とんぼ

  案山子、その一つは赤いべべ着せられてゐる

  柿は落ちたまま落ちるままにしてをく

  蕎麦の花にも少年の日がなつかしい

  鳴くかよこほろぎ私も眠れない

  寝るよりほかない月を見てゐる

  ふるさとは みかんのはなの にほふとき

  山の紅葉へ胸いつぱいの声

山頭火は晩年の日記に「無駄に無駄を重ねたような一生だった、それに酒をたえず
注いで、そこから句が生まれたような一生だった」と記している。


     山頭火似し藁塚を見つけたり    安冨耕二
 
     落葉掃き終へしところへ山頭火   梅原昭男 

     春さむし出合ひがしらに山頭火   安澤静尾



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Author:遊歩
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せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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