柿花火

山辺


     山の辺の道に標の柿花火


柿の糖度は10~20%、干柿にすると40~70%の糖度で、羊羹と同じほどに
なるらしい。
干柿の甘さは嫌味のない品のある甘さ。そのためか干柿は、和菓子の世界で
「甘み」基準として、古来より語りつがれている。
「和菓子の甘さは干柿をもって最上とする」という教えで、和菓子の甘さが
干柿をこえてしまうと、甘すぎて風味を損なうという意味のようである。

干柿のその歴史は古く、平安時代にお供え物のお菓子として登場したのが
最初と言われている。甘柿の登場は鎌倉時代になってからである。
それまでは渋柿のみだったのを、天日に干しおいしく食べられるようにした
先人たちの知恵に驚かされる。

砂糖がなかった時代、干柿は蜂蜜と並び貴重な甘味料で、周りについている
白い粉を集め砂糖のように使っていた時代もあったという。


柿


     柿二つ置かれて昔話かな



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こんにちは

山の辺の道に標の柿花火

冷たい雨が降っています。
「柿花火」とは景色にぴったりの季語ですね。
友人から百年柿を送ってもらったところです。
少し柔らかくなるまで待っています。

No title

凉さん

こんにちは
「百年柿」ネットで調べてみました。
樹齢100年以上の木に実る柿らしいですね。
すごいですね。
いいお友達をお持ちだと思います。

そちらは異常な寒さとのこと、風邪などひかれ
ないようにお過ごしください。
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遊歩

Author:遊歩
あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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