瓢の笛

ひょんの笛
ネット画像より


      ひよんの笛吹けどどこにもなき故郷


瓢の実といわれているが果実ではなく、マンサク科イスノキの葉にできた
壺形の虫こぶで、大きさは鶉の卵くらいになる。

幼虫がでてしまうと、空洞が開き、笛のように口をあてて吹くとよく鳴る。
実際の音は、風の通り抜けるような音がするだけだが、なにかなつかしく
オカリナの音に思うものと同様の感情がわく。
黄昏いろの音を発するという表現を人もいる。
いまも落ちた瓢の実に風が吹き、自然の音を立てているかもしれない。


      ひよんの実を拾ひて遠き山を見る


因みに、「ひょんの笛」ネットで検索してみると、静岡のキャンプ場土産と
して、ひとつ320円で販売されていた。


     どうしても悲しく吹けぬ瓢の笛    後藤比奈夫

     ひよん笛を吹いたでしようね山頭火  三富みきえ

     瓢の実を吹いてみたくて子にかへる  落合水尾



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こんにちは

 ひよんの笛吹けどどこにもなき故郷

瓢の実 ひょんのみと読むのですね
こんな実があることを初めて知りました。

子供のころの懐かしい思い出
でも、寂しさも感じる句ですね。

No title

凉さん

こんにちは
カープとDeNA、DeNAが勝ちましたね。
お孫さんはがっかりでしょうが、ご長男は喜ばれて
いることと思います。

1998年は、ベイスターズが日本一になったシーズン
でしたね。
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あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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