桜紅葉

桜紅葉


      空広し桜紅葉の散りゆくに


シンプル・イズ・ベスト。多くの佳句、秀句は平明であり難解ではない。
多くの人に理解されなければ佳句、秀句とはなり得ず、人に理解される
ためには平明でなければならない。

しかし、平明であっても平凡な句は読者に感銘を与えない。平凡でない
句は読者の心に余情、余韻を残しているものだ。
そのためには、言い尽くすのではなく、読者の想像と連想が働く余地を
残しておく必要がある。


観音


      紅葉かつ散りて菩薩の掌


「謂い応せて何か有(いいおうせてなにかある)」と芭蕉が言ったように、
すべてを言わずに沈黙を抱えている必要があるようだ。


     秋風や水に落ちたる空のいろ   久保田万太郎

     人ゐても人ゐなくても赤とんぼ   深見けん二



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Author:遊歩
あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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