茄子の花

茄子の花


   待つ人の増えし来世や茄子の花


「言葉を聞いただけですべてものごとがわかったつもりで
いる。それはほんの一部をわかっただけにすぎないのに」

言葉でさえすべてのことを伝えるのは限界がある。

まして俳句はたった17数の文字で、思いが表現できるわけが
ない、伝わるわけがない。
では、なぜ俳句という文芸が成立するのか、それは「季語」と
いうものが存在するからである。

俳句は季語の文芸なのである。

「季語は俳句に季節感を与えるためのものでなく、俳句が季語の
宇宙を楽しむためのもの。
そう解釈すると、俳句における季語の役割、大切さが認識できる。
言葉の「意味」ではなく「意味するもの」に注目し、季節や自然の
ありさま、人々の暮らしや想いを想像力を活かして作り上げる
言葉の使い方。
それが俳句における季語なのだ。」
                         長谷川櫂


  亡き人のものの減りゆく茄子の花   片山由美子


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No title

待つ人の増えし来世や茄子の花

こんにちは
カラ梅雨で、雨が欲しいですね。
身の回りの親しい人が黄泉の国に旅立つ寂しさ
実感しております。


No title

凉さん
コメントいただきありがとうございます。
さみしい句ですみません。
来世はどんな世か知りませんが、また逢いたいと
思う人たちで賑やかだと思います。
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遊歩

Author:遊歩
あっという間に歳を重ねてしまいました。
せめて俳句への感覚は若くありたいと思い続けています。

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